2012年6月26日火曜日

【CANNES 2012】グランプリ総集編その1

今日は、各部門のグランプリを総おさらいその1!

☆FILM部門 /BRANDED CONTENT& ENTERTAINMENT部門☆

CHIPOTLE / "BACK TO THE START (原点回帰)"


どんな作品?!:
オーガニック食材やサスティナブルな環境作りを売りにしている
タコスやブリトーのチェーン店CHIPOTLEのブランドの姿勢をひとりの畜産家の
おじさんの一生と四季を通してストップモーションで描いたこの作品が2部門で
グランプリ!今年のCLIOでもグランプリとってたのでそのときに
ココにちょぴっと詳しく載せてます。

なぜグランプリ?!:
FILM/ 
シンプルかつミニマムな中に、大きなメッセージを詰め込み、企画/アートディレクション/ディレクション/音楽、など全てが上手く機能して過去10年のグランプリに引けを
とらないものだったから。また、通常刹那的な広告に色褪せないメッセージを吹き込んだ事も評価された。
BRANDED CONTENT& ENTERTAINMENT/
オーディエンスとのエモーショナルなつながりが評価された。2分間のアニメーションはオンライン、映画館、CHIPOTLE初のTVCM、のみならずグラミー賞ではコールドプレイが演奏をした直後ににもオンエア。WILLIE NELSONのカバーしたコールドプレイの曲を使っているこのスポットは反響を呼んだ。ituneでの曲の売り上げはブランドの信念を貫く
使われ方をしており、まさに原点回帰。ブランドもヒット曲を生み出すことが出来ることを証明した。


ちなみに、BRANDED CONTENT&ENTERTAINMENTは今年新設された部門で
初年で約850作品の応募があり、審査員達はこの作品を「広告」と捉えるか「コンテンツ」と捉えるか、で討論を重ねたそうです。FILMとBRANDED CONTENTのグランプリが
同じ作品、というのもなんだか今のCANNES FESTIVALを象徴している感じもします。


☆FILM CRAFT部門☆


CANAL+/ BEAR


どんな作品?!:
フランスの有料民間テレビ局がクライアントです。
巨額を投じて撮影されている映画。それを監督するのは、一匹のクマ。役者からも
絶大なる信頼を誇り、映画に対する想いの深さについて語っている…
「僕は長年、膨大な数の映画を観て来たから。それで、思ったんだ。
いっちょやってみるか、ってさ。」
CANAL+を見れば見るほど映画が大好きになる。


な、だからクマ監督ペラペラなのね、という…。


なぜグランプリ?!:
映画製作についての作品だから…ではなく、何度見返してもフィルムクラフト
として新たな発見と感動が出来る見飽きない完成度の高い作品に仕上がっているから。



☆TITANIUM部門/ CYBER部門☆

NIKE+FUELBAND


どんな作品?!:
NIKE+って、運動する人の為のものでしょ。関係ないし…
と思っていたのも今は昔。日常生活のあらゆる動きをFUELという単位で
計測してくれるFUEL BAND。詳しくはコチラ

なぜグランプリ?!:
TITANIUM/
NIKE+という、一部の運動する人のためのものを、誰でも日常生活に取り入れられるものにしたことで一気にマスプロダクトにした。その壮大なアイディアが評価された。
CYBER/
人々にブランドとしてのNIKEとの関わり方を一変させる様な大きなアイディア。
物語を紡ぎ出すのではなく、NIKEのブランドそのものあり方へと移行して消費者を
抱え込んだことが評価された。


☆CYBER部門☆
サイバー部門はもうひとつグランプリがありました!

THE SWEDISH INSTITUTE / CURATORS OF SWEDEN


どんな作品?!:
スウェーデンが国の正式ツイッターアカウント@swedenを国民に渡して、
1週間ずつリレーでつぶやいてもらうことに。世界で最も民主的なツイッターアカウント、
として他国もマネをするほど大きな反響を呼びました。

なぜグランプリ?!:
何を語るか、やいかに声高にメッセージを発信するかではなく、何をするか、何を
可能にしたか、ということが評価された。国の公式アカウントを国民に預けるのは、非常にシンプルで賢く、しかし勇気のいること。スウェーデンの国のあり方と魅力を雄弁に語っている。





こうして見てみると
本当に色んな作品が多くの部門でオーバーラップ受賞していて、
部門ごとに一番大事に評価していることって違うんだな、
というのが見え隠れしつつ、ちょっと混乱します…




その2につづく!




yui








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