《CANNES LIONS 2015》FILM部門グランプリ- GEICOの"Family: Unskippable"

始まりました、月曜日!
そして今年のCANNES LIONSも終わってしまいました…
お疲れさまでした&日本からも沢山おめでとうございます〜!
はい、記事が追いついてませんっ。

ショートケーキは苺から食べちゃう派なのよ的に
各部門のグランプリすっとばしてFILM部門の
グランプリ2作品のうちGEICOをご紹介。

グランプリはテレビとテレビ以外、でひと作品ずつ受賞しており
テレビ以外の方はアメリカの自動車保険会社GEICOでした。

FAMILY: UNSKIPPABLE (家族:スキップしがたい)


パッと見、なんのこっちゃですが、
これがYouTubeの動画再生前に挟み込まれる
「あと5秒でスキップできます…あと4秒…あと3秒…」
のインストリーム広告と言われるとなるほど膝ぽん先生。

幸せそうな家族団らんのひととき、ママが笑顔で家族に言います
「感謝するならわたしじゃなくて、(GEICOのおかげの)貯金にして」
一言言い切って、画面がフリーズ(風味)、真ん中にドデカイGEICOのタイトルぽんっ
渋声のナレーションで
このGEICOのCMはスキップできません、だってもう終わってるから。
このへんで5秒経過。
15分であなたの車保険、15%かそれ以上に節約できるかもしれません。
でもってなんか画面フリーズ風なのに、パトラッシュですか?な、でかワンコ
がフレームインどころかテーブルオンしてスパゲティを食べ尽くすっていう…
(でもサラダには目もくれない)家族は頑張って耐えるっていう…

ドリフ的な展開から目が離せません!
まさにUNSKIPPABLEでした。


Ad Ageによると、GEICOがグランプリに選ばれた理由は「フィルムメイキングのルールをことごとく覆したもの」だったからだそうです。「見てください!」とお願いするのでなく「見なくていいし」と言い切ること、作品の最後にチマっとリンクが貼付けてあるのでなく画面の中央にドーンとロゴをのせ続けていること…。インストリーム広告という世界でもっとも面白みに欠けるメディアに対する見方を変えさせてくれる作品だった、と。

部門全体を通して、カンヌライオンで最も古い歴史を持つフィルムという部門に
「新しいもの」を見つける、というのが今回の審査で大事にされたそうです。
各部門の審査評を見ていると各部門がまずはその部門てそもそも何なのか?!という定義をするところ話し合いを始めていて、定義で合意に3日間かかり、その後受賞作品を1日で決めた〜というようなコメントもあって毎年増え続けるメディア、コミュニケーションの混沌を象徴しているな、と思いました。




さぁ、ショートケーキ続きにとりかかれるか…

yui




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