E.T.と大人になったエリオット登場! メイキング超訳ついてます。Xfinity社クリスマス キャンペーン


大手ケーブルテレビ会社のCOMCASTの子会社のXfinityのクリスマスキャンペーンフィルム。 
なんと、37年ぶりにE.T.がエリオット(本人)の元に帰って来ると言うお話。
全部でどのくらいかかったんでしょう。お金。

エリオットは結婚をして2人の子供のいるおっさんに。
オリジナルへのオマージュたっぷり。
プロダクトプレースメントもたっぷり。
素敵です。


メイキングもバッチリ!!


いつも「続編」というか、そうゆう類の噂はありました。
ただ、面白いことに、スピルバーグ監督にとって自分の子供の様な作品ですので、
わたし個人的には、キャラクターを復活させたり別のコンテクストでキャラクターを見せるという事は絶対に無いと思っていました。ところが、「スティーブンは企画にOK出しているし、すごく気に入っているよ。」というのです。本当に驚きでした。

元々のお話が持つインテグリティがしっかりとキープされているのがストーリーボードから読み取れスティーブンがOKを出したのがよくわかりました。

もう少しスモーク足して。
あ、ちょうどいいや。
Ready and Action

なによりも、家族についてのお話です。
若かったエリオットもすっかり大人になり結婚をして子供がいる設定です。
それが、なんというか「区切りをつける物」というか、オリジナルとのバランスうまく取っていて、非常に素晴らしいお話になっていると思います。

この企画は「つながり」と「一緒にいる事」そして、壊す事のできない絆を気づく事なんです。

つまる所ホリデーは遠いところに住んでいて、長い間会っていなかった友達や家族そして親戚が一堂に会する事だと思う。その意味で素晴らしいホリデーフィルムになると思います。

ちょっと、老けたかもね。笑

Henry Thomas氏に「この子との、関係の築き方は素晴らしいですね」とお伝えした所、
「いや、実在すると思っていますからね。」とおっしゃるんですよ。

スティーブンが絶対に続編はやりたく無い思うほど、本当にアイコニックなキャラクターですし、全世代の人たちに愛されていますから絶対に失敗は出来ません。
メカニック・ペインター・モルドメイカーのチームが一丸となってこのキャラクターを復活させました。

このリモコンで目と眉毛を操作します。

映画業界の技術の進歩には目を見張るものがあります。

こっちで喋ります。 E.T. Home  one two three.

当時この子がいたら本当に色々な事がスムーズだっただろうにね。
と操演の担当の方と話しました。
とはいえ、あの当時は当時の最新のテクノロジーを使った全く新しいものだったんですけどね。

棒人形は本当に流れる様なパフォーマンスが可能です。
ちょっとした頭や腕のニュアンスのある動かしは内臓された機械では表現出来ないのです。

フルCGのキャラクターを作るより、後処理で棒を消して操演者を消す方がよっぽど簡単なんです。

パペットの良いところは全て生かして、そこに CGを加える事でキャラクターに命を吹き込んで行きました。例えば瞳孔を開いたり、息を付け足したり、質感を向上させたりといった事です。

フルCGという選択をしたとしたら21世紀に持ってくる事は出来たと思います。
ただ、僕らはむしろスティーブンスピルバーグがやっていた所に戻ってゆきたかったんです。

頭の横で手をこうやって、それを彼が真似をするよ。
そうそう。

フルCGでやったとすると、子役は演技が難しかったでしょう
パペットが実際にいるという事は子役にとって非常に重要だったと思います。
仮にフルCGでやっていたらあの演技は引き出せなかったと思います。
パペットを使用するという事は、ある一定の制限がかかる事でもあります。
なのでそのシーンを撮影するときにはオリジナルの撮影をしていた時同様にショットを計算しました。
例えば、E.T.はバックライトにしてフィルライトはほとんど使わない。
そうする事で生き物感を増すのです。

今回の作品はオリジナルに敬意を表いながらも完全なリメイクにするつもりはありませんでした。もちろん、アイコニックなシーンや絵そして小道具などオマージュとして取り入れています。
オリジナルで登場した犬のハービーの写真やグレティのコップ、エリオットが授業中に書いたE.T.の落書き、そしてあの自転車の様なものが至る所に仕込んであります。
なので、見るたびに新しい発見があると思います。

ガーティがテレビを見ながらアルファベットのBを勉強していた時にテレビの上に乗っかっていたバスケットとか、そうゆう物を沢山仕込んだわ。

ヘアピンが実は回るブレードのペイントされていない露出した部分との接続部になっていてオリジナルでは実際にE.T.が家にメッセージを送り為のシグナルを送る為の物なんですで、再現は非常に大変ですが、子供の頃の思い出の物を作るのは楽しいですね。

ノスタルジックですよね。
私たち視聴者にとってもそうですし、エリオットにとってももちろん。

フィルムをご覧いただいた方に、このフィルムが大好きだった子供の頃に戻って懐かしい思い出を思い出してもらえればと思います。

オリジナルに敬意を払いながら、この新しいストーリーを作る事が出来たのは素晴らしい事だと思います。

スピルバーグはどの作品でもセンチメンタルでエモーショナルな側面を表現する事を恐れません。その意味で本当のオマージュはこの短いバージョンで感情を動かすストーリが作れるのかという事だと思います。

オリジナルは人々の心の中の特別な場所にある特別な作品で、このお話も喜んで頂けると思います。


安易な気持ちで訳を取り始めた所思わぬ力作になってしまいました。
長かった...

E.T. コマーシャル 訳 日本語訳 メイキング

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